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京都の博物館・美術館 に参加中!
就活フォーラムで烏丸に行ってきた。
ずっと桂やと思ってたら烏丸やった。

京友禅の世界はやっぱり興味がある、アパレルは別にないけど。
使いどころって一杯あるやん。

フォーラムは5つくらい説明聞いて、しんどいのでお帰り。
同じ会場でやってた別のには参加せず、特に興味ある企業もないので。
取り敢えず分かったことは、人形やら友禅やらは就活が遅いということだ。
7月か8月まで続くらしい。
こりゃ修論と平行出来へんわ。
来年幾つか本命で受けようかなと。


終わった後は烏丸駅のポスターで、特別公開をやってるらしき建仁寺へ。
そう、あの宗達閣下の『風神雷神図』で有名な河原町にあるあそこ。
ホームページ気合入れすぎ。

『風神雷神図』はレプリカ展示のみ、しかもレプリカが何か宗達っぽくない。
あの微妙な色使いはまだ再現できないのか、或いはする気がないのか。
風神雷神図が有名、といっても実際図案に使われるのはデザインリメイクした光琳の方であり、宗達のは思い描くイメージとは違う。
宗達の風神はカイゲンみたいな鮮やかな緑色ではないからだ。

レプリカだけど龍を描かせたら日本一とも称される海北友松の『雲龍図』を観れたのはよかった。
流石日本一と呼ばれるだけある、山楽や永徳も相当だが、全然負けてない。 
まだCGがない全くの空想の産物を、あのレベルまで頭のイメージだけで描けるのはやはり友松だからだろう。
この時代は天才が多すぎるな、いや育てた京都が偉いのかな。
小泉淳の天井の『双龍図』もなかなかの迫力だが、図案化されて整っている感があり、友松の渋い底知れぬ眼力と空気感には勝てない。

あとは橋本関雪の襖を堪能、前衛枯山水など、見所も多かった。
GW中は京都中で特別公開を幾つかの寺がやってるらしく、その一番が建仁寺らしい、そらそうやろ。
関雪の新しい日本画を目指しつつも伝統を守り、寺の部屋に合わせた絵を仕上げるのは見事である。
部屋は基本入室禁止なので、近くで見れないのが残念ではあった。

この日は若干イライラしていたので、ランチは茶室でお茶と和菓子をお呼ばれ。
久々のマナー講座を思い出し、一人ゆったりした気分で抹茶をすするのも大変良い。
女将さんともお話し、有意義な時間だった。
この日は観光客が前日に比べて少なく、一人で掛け軸の前の特等席で頂く。
大量の外国人に囲まれてすするのはちょっとやだな。

お土産は母が前に買いたいと言っていた京都の塩、建仁寺のは限定で桑塩らしく面白いので買った。


結構歩いたし、京都観光は『まちつく!』スタンプラリーをついでにしながら嵐山の景色を見て終了。
とにかくしんどい、頭使う。
休日の阪急は安く行けるからいいんだよな、この辺お京阪より得。